社会福祉法人 いなほの郷福祉会 特別養護老人ホームいなほの郷 ケアハウス和 悠遊くらぶ和

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介護予防、在宅介護って?

昨日5月28日、介護相談をお受けしました。相談内容は、ご家族に要介護のかたがおられ、現状困っているというお話ではありませんでした。
古民家を数年前に所有したが何分敷地もひろく、庭も立派でとても個人での維持が難しくなり、地域の高齢者福祉に活用できないだろうか?というご相談でした。
有名長岡のK先生あたりですと、その住宅を逆デイサービスや地域のグループホーム、お茶の間として有効に活用できると思うのですが、如何せん若輩者のいなほの郷の事務長です。私どもの法人ではとてもそこまでは手が回りません。
新潟市の小規模多機能施設やグループホームの公募状況を確認したところ、残念ながら既に整備が終わっている、もしくは今回の計画では整備枠のない地域でした。このような内容をお伝えしますと、相談者は、介護度の重たい方向けではなく、むしろ予防のための、庭造り、土いじり、茶のみ話、といった事で活用していただき、地域を重度化しない取組みを広げていかないと、いくつ施設をつくっても間に合わないのではないか?という素朴な疑問があったようです。
最近、新潟日報でも取り上げられ、すこしずつ要支援、介護予防のデイサービスが巷で光を浴びてきました。しかし、多くの施設が、体操やマシントレーニング、脳トレーニング等の“訓練”が目立つ施設です。
私事で恐縮ですが、私はダイエットに成功した事がありません。続きませんね、トレーニング。でも趣味や遊びはいつでもできるんです。楽しければ続けられるんです。テレビショッピングでトレーニングマシンを使っている方々は、楽しそうですよね。でも実際やってみると結構辛いんです。で諦めてしまいます。
そこで、私達いなほの郷福祉会では、介護予防を趣味活動、楽しさのオブラートで包んで皆さんに提供しています。お喋りや土いじり、クラフトや麻雀、将棋といったなかなか一人ではできない、仲間がいなくなってきている皆様に、「趣味づく、生きがいづくり、仲間づくり」をモットーにデイサービスを行っています。こうした施設が増えていかないと、新潟市もあっという間に重度化が進んでしまいます。これからは、健康な段階、要支援の段階から介護予防を開始し、いつまでも自宅で元気に暮らしていく事が必要になってきます。そして、そこに在宅介護サービスでしっかりと支える仕組みが出来上がれば施設は本当に重度化して自宅での支援では難しい方々だけに限定されていきます。
また、定期巡回随時対応型訪問介護看護の輪が広がれば、在宅相互利用の特養利用方式が使え、状態が安定されていれば、自宅にもどり、また、介護ニーズが高まれば施設に入るという形ができあがり、施設定員が倍にも使えます。そして、在宅にもどっても介護・看護・食事のサービスが使えればご本人もご家族も不安がありません。
新潟市も次回の介護保険事業計画では、小規模多機能施設や、定期巡回といったサービスに力をいれ、在宅サービスが充実できるようになると思っています。また、介護予防事業の要支援の方は介護保険からはずれ、地域包括ケアのほうへ移るようです。地域が一体となり、介護予防、重度化しても自宅で暮らせる仕組みづくりを推進していただけるものと祈念しております。
これができないと、介護予防、在宅介護は絵に描いた餅になりかねませんね。

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